なるほど知識編

かかる費用は更新料だけじゃない?意外と知らない契約更新の常識!

普通賃貸では契約期間は2年間です。期間が終わっても住み続けたい場合は更新料を払って契約を更新することになりますが正確には他にも費用がかかることがあります。この記事では契約の更新の流れ、かかる費用、注意点などを紹介していきます。

①契約更新の流れとは?

普通、居住用建物賃貸借契約の更新は2年毎に行われます。契約更新の流れを見ていきましょう(※不動産屋によってもっと簡略化されるところもありますが一般的な更新の流れを書いていきます)

①契約期間満了の1~3カ月前の間に不動産屋もしくは大家さんから更新をするかどうかの確認の連絡がある。(書面郵送or電話確認)

②更新する意思を伝える(もしくは書類返送する)と契約更新の手続きへ進む。

③更新料の請求書と新しい期間の契約書が届く。

④請求書記載の振込み期限までに更新料等を支払う。

⑤契約書に記名・押印をして返送する。(改めて連帯保証人の記名・押印も必要な場合アリ)

⑥最終的に本人控えの契約書が送られてきて無事更新完了。契約期間満了の翌日から2年間新たに契約期間となる。

最初の契約時と違い、契約書に記入押印して更新料を払うだけととても簡単です。ほとんどの場合、郵送や電話のやり取りだけで不動産屋に行く必要はありません。

 

②【重要】かかる費用は更新料だけじゃない?

更新料とは賃貸借契約の期間が満了し、契約の更新をする時にかかる費用です。更新料の相場は新賃料の1か月分です。

しかし、更新の時にかかる費用は更新料以外にもある場合があります。

初めて更新する人は知らずに思わぬ出費になってしまうのでここでしっかり確認しておきましょう。なお、必ずかかる費用ではなく契約によって様々なので自分の契約に当てはまるのかも照らし合わせてみてください。

 

更新事務手数料

更新料とは別に更新事務手数料がかかる場合があり、最近増えてきています。相場だと賃料の0.25~0.5か月分+税です。更新事務手数料があるかどうかは契約時に必ず説明があり、契約書にも必ず記載がある(書いてない場合は払う義務はない)ので確認してみましょう。

火災保険料(家財保険)

ん?契約の時に払ったぞ?と思うかもしれませんが火災保険は賃貸契約と同じ2年契約の場合がほとんどです。なので更新のタイミングで火災保険の更新も来ます。火災保険の内容に変更がなければ最初に払った金額と同じ額を払います。火災保険の相場は2年間契約でおおよそ15000~20000円ほどです。火災保険は賃貸ではほぼ加入必須なので必ずかかる費用といってもいいでしょう。

保証会社保証委託料

最近すっかりメジャーになってきた保証会社。保証会社に加入していない人は契約の際に保証会社に加入した場合はプランによって契約時の保証料の他に年間保証料というのがかかってきます。1年毎なので更新時に併せてかかる費用になります。火災保険とは違い物件によって加入必須ではないところもありますが加入した場合は覚えておきましょう。

全保連 →年10,000円(毎年プランの場合)

日本セーフティー→年10,000円

エルズサポート →年12,000円

 

安心入居サポート等、住まいサポートサービス

最近増えている防犯や鍵開け・修理、24時間サポート対応などのサービスです。不動産屋によって契約時に加入必須の場合があり、火災保険のように2年毎で更新になるプランが多いので賃貸契約更新と同時に費用がかかります。他の費用と比べ加入が必要になるケースは少ないですが加入した場合は覚えておきましょう。

あまお
あまお
これらが全部かかると7~8万円くらいかかってしまう!物件によっては家賃1か月分くらいに相当するね!

 

③知らなきゃ損する更新の注意点

更新の際には知らなきゃ損する注意点が存在します。不動産屋から見てトラブルになったり、質問が多い点についてまとめましたので更新が近い人は特によく読んでおいてください。

契約期間満了1か月前以内に解約すると更新料がかかってしまう。

解約通知が1か月前以上の場合、契約期間満了の1カ月以内に解約通知をするとそこから1か月後解約となると契約期間満了日を超えてしまいます。そうすると2年間を超えているわけですから当然更新料が必要になってきます。1日だけはみ出ようが2年しっかり住もうが更新料は同じ金額ですので注意してください。そうゆうことが起きないよう不動産屋は早めに更新の確認通知を送ってきますが見逃しているとこういったトラブルが起きかねません。不動産屋とのやりとりは適当にやらないようにしましょう。

あまお
あまお
やむ負えない理由やうっかり忘れていたなどの理由で少し期間がはみ出てしまいそうな場合はお願いすればはみ出した日にちの賃料分だけで更新料は払わないで済む場合があるから最終手段で交渉してみよう!

 

契約書に更新料が記載されているときは支払い義務がある

更新料は大きな出費になるためたまにお客さんで『更新料は不当じゃないか?払いたくない!』とおっしゃる方がいますが契約書に更新料の記載がある場合は支払い義務があります。これは裁判所の判例でも出ており法的効力があります。逆に契約書に記載がない場合は支払い義務はありません。ちなみに更新料は交渉で減額できることがあるので気になる方は下記記事を読んでみてください。

 

火災保険や保証会社の契約は契約書が個別

火災保険や保証契約は独立した契約なので個別で契約書面が存在します。そのせいで存在を忘れていたりそれぞれの契約書を失くしてしまうお客さんが結構多いです。契約内容の確認など必要になったとき困らないように賃貸の契約書と一緒にまとめて保管しておきましょう。

④まとめ、不動産屋のアドバイス

 

要点まとめ

・更新のお知らせは1~3か月前に来る

・更新手続きは電話と郵送だけで済む

・更新料以外にかかる費用は要確認

・更新料は非課税、更新事務手数料は課税

・更新せずに解約するときは期間に注意

・契約書類は1つにまとめて保管しよう

いかがでしたでしょうか。一度更新の手続きを経験しまえばその後の更新は慣れたものですので初めての更新はしっかりやりましょう。また、引っ越した場合は物件や不動産屋によってかかる費用や手続きが少し違うので注意が必要です。

 

あまお
あまお
最後まで読んでくれてありがとう!他にもためなる記事があるから関連記事から飛んでみてね!

 

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