一人暮らしの部屋探す際、間取りはワンルーム(1R)、1Kなどから探すと思いますが多くの人はワンルームと1Kの違いをあまり理解していません。この記事ではワンルームと1Kの違いや定義、それぞれのメリットデメリットを紹介します。
①ワンルームと1Kの違いは?
ワンルーム・・・キッチンと部屋(居間)が仕切られておらず一体になっている間取り
1K(ワンケー)・・・4.5帖未満のキッチンスペースと部屋が仕切られている間取り
つまりキッチンスペースと部屋が同じ空間になっているのがワンルーム、キッチンスペースと部屋が別の空間になっているのが1Kとなります。間取り図を見るとより分かりやすいので下の画像をご覧ください。
▼ワンルームと1Kの比較画像
▼分かりやすいように空間を色で区切ると
このような縦長な間取り以外にも横長や正方形、ロフト付きなど色々な間取りがありますがどの間取りにも上の定義が当てはまるのでワンルームと1Kの見分けがつくようにしておきましょう。
②1Rのメリットデメリット
ワンルームと1Kでもそれぞれにメリットデメリットが存在します。まずはワンルームのメリットデメリットを見ていきましょう。
ワンルームのメリット
・1Kより家賃相場が安い
・風通しが良い
・居間が広く感じる
ワンルームのデメリット
・料理した時の匂いが部屋に広がってしまう
・夏場、部屋全体を涼しくするのに時間がかかる
・冬場、玄関側からの冷気で寒い
・部屋のレイアウトが難しい
・玄関から室内が丸見え
・1Kより比較的狭い部屋が多い
ワンルームではメリットよりデメリットの方が目立ちますが1Kより家賃相場が安いのが特徴です。デメリットの部分を妥協できるのであればお手頃に一人暮らしを始められます。
③1Kのメリットデメリット
次に1Kのメリットデメリットを見ていきましょう。
1Kのメリット
・玄関廊下と仕切られているので空調管理しやすい
・部屋のレイアウトがしやすい
・ワンルームより総平米数が広いことが多い
・ワンルームより募集している数が多い
1Kのデメリット
・仕切りがあることによってキッチンも部屋も狭く感じる
・ワンルームより家賃相場が少し高い
ワンルームのデメリットが仕切られてることによってほとんど解決されるのが大きなメリットになります。ワンルームより少し相場は高いですがそこまでの差はないので快適に暮らしたい人は1Kを選ぶようにしましょう。
④まとめ、不動産屋のアドバイス
・ワンルームはキッチンと部屋が同じ空間。
・1Kはキッチンと部屋が別々の空間。
・ワンルームはデメリットも多いが家賃相場が安い。
・1Kはワンルームのデメリットが解消され快適。
いかがでしたでしょうか。募集図面をみるとたまにワンルームを1Kと表記している業者もいるので間取り図を見て自分で見分けられるようにしておきましょう。また、ワンルームでは部屋の帖数に廊下やキッチンも含まれている場合があるので実際に内見したとき広さを確認しましょう。