同棲を始めるにあたってまず間取りを決めなくてはなりませんが1LDKは同棲に適しているのでしょうか。また注意点はあるのか。同棲に向いているオススメ間取りも紹介します。
①1LDKで同棲はできる?
1LDK(ワンエルディーケー)とは
8帖以上のキッチンスペース+1部屋がある間取り。LDKとはリビングダイニングキッチンの略で居間(リビング)と食堂(ダイニング)と台所(キッチン)が確保できる広さの部屋という意味合いがあります。
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1LDKで同棲できる?
1LDKは2人入居も想定した作りですので基本的に同棲は可能です。実際に1LDKで同棲されている方も多くいます。
1LDKは家賃、広さ、使い勝手などすべてにおいてバランスが取れている同棲に一番人気の間取りです。
②同棲(2人入居)できない場合
1.婚約(又は入籍)してないと不可の物件
婚約していないカップルだと別れてしまう心配があり、そうなった場合どちらかが出ていってしまって家賃が払えなくなったり、責任の所在が分からなくなる危険性があります。それを防止するため入居は婚約又は入籍している人に限る場合が稀にあります。
2人の関係性は『婚約者』に
この場合の解決策としては申込書を書く時、2人の関係性を『婚約者』とします。まだ、籍は入れていないが結婚する予定だということにすれば別れてしまう心配は少なく審査が通りやすくなります。婚約者と書いたからといってなにか証明する必要もないので是非活用してください。
③その他オススメの間取りは?
同棲生活を快適に過ごすためにも間取り選びは非常に大事です。希望ではない間取りではストレスを溜めてしまい2人の関係にも悪影響です。事前にしっかり話し合い決めるようにしましょう。それではオススメ間取りの候補と理由を見ていきましょう。
プライベート重視の2DK
他の2つより1部屋多くそれぞれのプライベート空間と収納が確保できるのが2DKです。また、1LDKと家賃相場が近いので2DKを選ぶカップルも多くオススメです。
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コスパ重視の1DK
4.5帖以上8帖未満のキッチンがある部屋とプラス1部屋がある間取りの1DK。ダイニングでくつろぐことは難しい場合や2人入居不可の物件が割と多いなどデメリットもありますが1LDKと比べて家賃相場が1万円以上安いこともあるので節約や貯蓄したい場合に向いています。
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④まとめ、不動産屋の観点
・同棲は1LDKが一番人気
・1LDKで同棲はできる
・できない場合も稀にあるので注意
・審査時は婚約者で提出
・2DKもオススメ
いかがでしたか。同棲は一人暮らしと違い共同生活なのでお互いよく話し合って決めるようにしましょう。1LDKは使い勝手も良く一番オススメですがそれぞれのライフスタイルに合わせて2DKなどにするのもオススメです。より快適に過ごすために事前に正しい知識をつけてお部屋探しに失敗しないようにしましょう。