賃貸契約では許可なく申込時の入居者を入れ替えたり、人を増やすことはできません。よって一人暮らしの部屋で無断で同棲することは許されません。それでもしたいから内緒で同棲しちゃおうとなった場合、バレてしまうのか。また、バレたらどうなってしまうのか見ていきましょう。
①無断で同棲したらバレる?
基本的に一人暮らしの部屋で無断で同棲することは契約違反です。ならば内緒で同棲しちゃえとなる人もいますが実際バレるのでしょうか。
結論から言うとバレます。最初は良くても時間の問題ではないでしょうか。
2人入居可の広めの部屋でも無断で入居者を増やすと契約違反になるので事前に連絡しましょう。
なぜバレる?
細かくは説明できませんが管理人や他の入居者や出入りする業者などが管理会社や大家と繋がっているため目撃情報でバレるケースがほとんどでしょう。また、話し声の頻度や生活音などその他意外なとこでバレることもあります。
住民票移すとバレる?
よく住民票でバレるバレないが話題になっていますがこれについて不動産屋の見解は住民票でバレることはありません。
理由は本人しか住民票を取得できないので大家さんや管理会社は住民票の情報を見ることができないからです。賃貸契約時に住民票を提出しますがその時点で一緒の世帯になっていなければ以後住民票を提出する機会はないのでバレません。
②バレたらどうなる?強制退去になる?
もし同棲していることがバレてしまった場合はどうなるでしょうか。
実際の多くは厳重注意の上、それでも同棲を続ける場合は退去させられるという流れになります。バレた段階でイエローカード、治らなければレッドカードというような感じです。
なので、基本的にバレたらすぐに同棲者を退去させて元の1人で生活すれば今後マークされ生活しづらいですが住み続けることができます。
危害がなければ見て見ぬふりをする場合アリ
単身用の部屋で同棲することは契約違反ですが話し声や物音が静かだったり他のルールを遵守していれば周りに危害はないので大家さんや不動産屋は見て見ぬふりをする場合があります。
③たまに泊めるのも契約違反?
週に数回泊まりに来るなどの場合も契約違反になるのでしょうか。
答えは契約違反にはなりません。契約上でも泊まる人がその部屋を生活の拠点としていなければ問題ありません。
ただし、部屋に他人を入れることによって他の入居者の迷惑や共用部の使い方に問題があるようなことがあれば厳重注意となり何度も繰り返せば強制退去、契約解除の理由になりえますので注意しましょう。
④不動産屋の観点
いかがでしたか。部屋の賃貸契約は大家さんや不動産屋との信頼関係が重要です。一度裏切ってしまうと融通が利かなくなったり困りごとがあっても助けてもらえなくなってしまいます。できればバレなければ良いやという考えはやめて、2人で住んでいいか交渉したり新しい部屋を探すなどするようにしましょう。