賃貸で部屋を借りる時、提出書類として住民票が必要になりますが住民票はどこで取得できるのか、どのタイミングで提出するのか。また住民票が必要書類である理由、その他審査や契約に必要な書類を見ていきましょう。
①住民票はどこで取れる?
住民票とは個人ごとに氏名や住所、生年月日などを記載した公的書類で一人暮らしなどの賃貸契約に本人確認書類として必要になります。
どこで取れる?
住民票を発行するには住んでいる市区町村の役所窓口で申請の手続きをしてください。手続きの時間は役所の混み具合に左右されますがおおむね10分程度で手続きできます。平日役所が開いている時間に仕事などで取りに行けない場合は家族などに代理で取ってもらうかマイナンバーカードがあればコンビニなどでも取得できます。
なお、発行手数料は市区町村によって異なりますが300円が相場です。
住民票取得はコンビニ交付が便利
マイナンバーカード利用のコンビニ交付は利用可能時間は6時30分から23時で手軽の取ることができ地域によっては役所で取るより50~100円ほど割引になるところもあるのでオススメです。ただし、コンビニ交付は対応してない市区町村もあるので要確認。
②住民票が必要な理由とは?
賃貸契約するのに本人確認書類として確実に必要になる住民票。本人確認なら免許証で良いんじゃないのか?と思う人もいると思いますがここでは住民票が部屋を借りる際に必要な理由を見ていきましょう。
理由はより正確な身元確認
住民票には免許証と同じ氏名、住所、生年月日の記載の他に性別、世帯主の表示、戸籍の表示、住民となった年月日など記載があり、より公的な本人確認書類となるので賃貸契約では必須となっています。
また、その他の身分証と比べて偽造や替え玉が難しい点もポイントです。
③どのタイミングで必要になる?
住民票の必要性は分かりましたが部屋探しから入居までの間のどのタイミングで提出するようになるのでしょうか。直前になって焦らないようにしっかり提出期限を把握しておきましょう。
審査通過から契約までの間
住民票は審査の段階では不要で、審査通過後から契約するまでの間の日もしくは契約日に提出になります。早くても審査後、遅くても契約日までに必要だと覚えておきましょう。
提出書類はタイミング別で申込書類と契約書類に分けられますが住民票は契約書類に分類されるので部屋探しの段階や審査の段階では必要ありません。細かい期限は不動産屋や契約日程によって異なりますので確認しましょう。
④その他必要書類
住民票の他に以下の書類を求められる場合があります。
・身分証明証(免許証等)[必須]
・収入証明(給与明細、課税証明等)
・健康保険証
etc…
身分証は必須ですがその他は物件や審査や不動産屋によって異なります。契約時に必要になる書類は大体住民票くらいでその他は審査時や審査の追加書類になるので指示があってから1、2日で提出する必要があります。指示があってから用意するので構いませんが言われてからあたふたしないよう準備はしておきましょう。
⑤不動産屋のアドバイス
いかがでしたでしょうか。賃貸契約をするにあたって住民票は切っても切り離せない存在なので正しい知識をつけ、提出期限前に慌てないように部屋探しと合わせて事前に用意しておくなど準備をするようにしましょう。