賃貸、一人暮らしをするうえで合鍵を作りたいと思った時、勝手に複製してしまっていいのでしょうか。また賃貸の鍵のルールは思ったより厳しくて細かいので知らずに破ってしまい損するケースもあるので注意点も見ていきましょう。
①合鍵は勝手に作ってはいけない?
結論から言うと・・・
原則大家さん(又は管理会社)の許可なく鍵の複製をしてはいけません。鍵を複製したい時は必ず事前に許可を取るようにしましょう。
ちなみに鍵複製代は当然借主負担となります。
②許可されない場合もある?
鍵複製は原則許可が必要ですがお願いしても許可されない場合はあるのでしょうか。
許可されない場合もある
鍵複製が許可されない場合も十分にあります。理由としては①一人暮らしなら1本(場合によっては2本支給)さえあれば生活に支障がないから、②複製すればそれだけ盗難・紛失・悪用のリスクがあるからなどが主な理由です。
家賃を払ってるのになぜ?と思うかもしれませんがあくまでお部屋も設備も鍵も大家さんから『借りている』状態です。決定権は大家側にあるので従うようにしましょう。
③鍵複製の注意点は?
ここでは知らないとやってしまいがちな鍵複製の注意点を見ていきましょう。
複製したら複製分も返却する
鍵を複製したら退去時には複製分もすべて返却しなければなりません。自分のお金で作ったのになんで?と思うかもしれませんが退去後は部屋に入ってはいけないので鍵はすべて手離さなければなりません。
複製したものを紛失した場合
最初に不動産屋から預かった鍵だけでなく自分で複製したものを失くしても鍵紛失となり鍵交換代を請求されてしまいます。また、勝手に処分した場合も紛失と同じ扱いになりますので注意が必要です。
紛失用で鍵作っても意味がない
鍵を失くすのが怖いから予備でスペアキーを作りたいという人がいますが複製しても実際に紛失したら防犯上、新しく鍵を交換しなくてはなので予備の合鍵複製代が無駄になります。
④不動産屋のアドバイス
いかがでしたでしょうか。鍵複製に関しては細かくて厳しいところが多いのでなるべく支給されたもので賄うようにし、もし複製が許可されてもしっかりルールを守り、またむやみやたらに作らないようにしましょう。