引っ越しをする時、現在住んでいる部屋を解約する必要があります。一人暮らしの部屋を解約するにあたっていつまでに連絡しなければならないのかどんな手続きが必要なのか注意点も含め見ていきましょう。
①いつまでに解約通知すれば良い?
お部屋を解約(退去)する際は管理会社か大家さんに解約通知(解約予告)をしなければなりません。その解約予告はいつまでにすればいいのか見ていきましょう。
解約予告は契約書に従う
だいたいの賃貸住宅は解約通知は1か月前とされています。1か月前までにということなのでそれより前にする分にはいつでも構いません。ただ、最近の契約では解約が2か月前までであったり物件や契約によって異なるので契約書を参考にしましょう。
②解約に必要な手続きは?
解約予告するのにどのような手続きが必要でしょうか。次の手順で行うようにしてください。
①不動産屋か大家さんに解約したい旨を伝える(電話でOK)
②解約通知書を送る
③その後の流れは大家側の指示に従う
解約通知は原則書面で提出しなければなりません。解約通知書(退去届)を入居時に契約書類と一緒に受け取っているケースが多いですが分からなければ不動産屋に問い合わせてみましょう。
③解約の注意点・落とし穴
引っ越し日と退去日は別物
例えば8月15日に引っ越すとしても7月31日に解約通知をしたのならば引っ越し以降部屋を使わなくても8月31日まで家賃はかかってしまいます。もったいないので解約通知は分かった段階で早めにしましょう。
解約日(解約を通知した日)、引っ越し日(部屋から荷物を完全に出す日)、退去日(契約が終わる日、明渡し日)など意味は近いが使い方が違く、また不動産屋や地域によっても意味合いが若干変わってくるので勘違いが起きないように注意しましょう。心配であればカッコ内の言い方で話せば錯誤がなくなります。
その他自分で契約したものは自分で解約
お部屋の解約の他に電気ガス水道やインターネットなどの自分で契約したものは自分で解約の手続きをしましょう。電気ガス水道は遅くても当日解約できますがインターネットなどはそうもいかないので早めに手続きをしましょう。
④不動産屋のアドバイス
いかがでしたでしょうか。解約通知が遅れたり誤った解釈をしてしまうと損する可能性があるので正しい知識をつけてスムーズに手続きできるようにしておきましょう。