お部屋を内見する際、なんとなく雰囲気だけ見ていませんか?注意して見ていないと入居後不備があり後悔してしまうかもしれません。ここでは内見時注意して見るべきところを賃貸不動産のプロが紹介していきます。
◇注意すべきチェックポイント8選
内見では図面やネット、写真では分かりずらい部分や実際見ると違ったりする部分を見るようにしましょう。見る項目は多いですが後悔しないよう時間をかけてチェックしましょう。
①日当たりの良し悪し
写真や図面では分からない部分の代表格です。方角が良くても前に高い建物があって日当たりが悪かったりどうしても現地で見ないと分からない部分なので内見の際は必ずチェックしましょう。
②車や電車の騒音
線路が近かったり交通量が多い道路が近くにあるとテレビの音がまともに聞こえない場合も。最近では防音の扉や窓などで騒音が気にならないところもあるのでそれも含め確認しましょう。
③携帯・スマホの電波状況
どういうわけかまれに都心の方でも障害物のせいなどで建物やお部屋単位で電波が悪い場合があります。室内で実際に携帯・スマホを使用してみて確認しましょう。
④ドアや窓の立付け
見落としがちな部分ですがドア扉や窓の立付けは重要です。固くて開けにくかったり音が気になったり重くて閉めずらかったりなどすべてのドア窓を開閉してみて確認しましょう。
⑤シャワーや蛇口の水圧
古い物件だと水道管の老朽化で水圧が弱い物件があります。水回りのすべて水を出してみて自分の納得いく水圧か確認してみましょう。
⑥コンロの種類
こちらは図面などに記載がありますが現地でまれに違う場合があるのでコンロの種類、何口あるのか確認しましょう。この場合、電気コンロ(IHとは異なる)はお勧めできません。
⑦コンセントの位置、数
コンセントの位置や数、テレビ線の位置を確認して自分が思うように家具家電を配置できるかシミレーションしましょう。
⑧洗濯機・冷蔵庫置き場のサイズ
洗濯機・冷蔵庫は高額な買い物なので置き場のサイズが合わなかったなんてことのないようにしましょう。すでにあるものをもっていく場合は事前に測っておき、置き場のサイズに入るか確認し、これから買う場合はお部屋の置き場のサイズを測って入るものを購入しましょう。
◆不動産屋のアドバイス
いかがでしたでしょうか。項目は多いですが入居後後悔のないように妥協せず時間をかけてチェックしましょう。他にも図面や写真では分からないようなところを細かくチェックしておくと良いでしょう。