不動産屋に行って内見をして気に入った部屋が見つかった。さっそく申込みをして審査に入るわけですがその際に必要な書類は何があるのでしょう。この記事では入居審査に必要書類の解説、提出のタイミング、注意点など紹介していきます。
①必要書類一覧、解説
入居申込書のほかに必要な書類と提出のタイミングを紹介します。基本的には身分証明書が必要ですが審査の基準によって追加で提出を求められる場合があります。
身分証明書 必須
該当するもの:
運転免許証、パスポート、学生証、マイナンバーカード(住基カード)、健康保険証等
解説:
自分の身分を証明するのに必要な書類です。申込時に必ず必要になります。ほとんどの人は運転免許証を提出しますが持っていない場合は他の身分証で代用します。お勤めの方は高確率で健康保険証も併せて提出を求められますので持参しておきましょう。
収入証明・所得証明書
該当するもの:
課税証明書、納税証明書、確定申告書、源泉徴収票、直近3カ月分の給与明細等
解説:
自分の収入額を証明するために必要な書類です。聞きなれない書類が多いと思いますがだいたいの場合、勤め先から配布される源泉徴収票を提出するケースが多いです。審査によっては必要ない場合があるので提出を求められてから用意する形で大丈夫です。
住民票 必須
該当するもの:
住民票の写し(発行3カ月以内)
解説:
自分の現所在地を証明するために必要な書類です。これは審査段階では必要なく契約日までに提出するものなので担当者から指示があってから役所で取得しましょう。ファミリーやカップルなど複数で住む場合は全員分が必要です。
連帯保証人の提出書類
連帯保証人を付けるときは連帯保証人の必要書類があります。ほとんどの場合、身分証と印鑑証明書(発行1か月以内)です。もし、連帯保証人をお願いする場合は事前に必要になるかもしれない旨を伝えておきましょう。
②必要書類の注意点3選
保険証の期限切れに注意!
若い人に多いのが国民健康保険証の期限切れです。新しい期限の保険証を郵送で受け取っていなかったり保険料を滞納していたりで手元にある保険証の期限が切れていると身分証として認められません。保険証に期限の記載があるので確認しておきましょう。なお社会保険証に期限の記載はありません。
免許証等の住所書き換え忘れ
住所の書き換え忘れで入居申込書に書く現住所と運転免許証や住民票の住所が違うと無効とまではいきませんが審査に影響が出る場合があります。気を付けましょう。
書類は直近のものを渡す
源泉徴収票は前年分、給与明細は直近3カ月分、住民票は発行3カ月以内など最新のものを提出します。最新でないものや以前習得した期限外のものは最新情報ではないので使いまわせません。
③まとめ、不動産屋のアドバイス
・申込時に身分証は必須
・審査に収入証明が必要になる場合も
・住民票は契約日までに
・国保の期限切れに注意
・免許の住所書き換え忘れに注意
・必要書類は最新のものを用意
いかがでしたでしょうか。必要書類を事前に把握しておくことで初めての賃貸でも慌てることもなく審査もスムーズに行きます。注意点も忘れずにしっかり確認しておきましょう。